分娩後脱毛症について

髪が薄くなる抜け毛が増えるなどの悩みは男性に多い症状ですが、女性もまたこうした悩みを抱えていることが少なくないものです。ストレスやダイエットの影響、老化など女性も様々な原因で脱毛が起こります。そして男性にはない女性特有の脱毛症もあり、分娩後脱毛症という症状があります。

 

分娩後脱毛症は、その名前の通り、出産後に多く起こる女性の脱毛となっています。このときはかなりの量の髪が抜けてしまうことになり、かなりショックを受ける場合もありますが、こうった脱毛症の場合は通常は治療の必要もなく、自然に回復するとされています。妊娠中は女性ホルモンの働きが活発になっていますので、この時期は髪の毛も抜けにくくなります。そして産後、女性ホルモンの量が元にもどったら、それまで生かされていた髪が抜け落ちることになり、抜け毛が急に増えたように感じることとなります。

 

そして、それだけではなく、育児の疲れやストレスが髪に影響してしまう場合もありますし、寝不足になってしまうこともありますので、それも髪には良いとは言えません。さらに授乳でかなり栄養を奪われてしまうので、それが髪に影響が出てしまう場合もあります。今の時代は高齢出産が増えており、30代後半や40代で出産する例も少なくありませんが、この年代は髪が衰え始める時期でもありますので、高齢出産の方の場合も回復が遅れてしまう場合があります。

 

ホルモンバランスが正常になれば、こうした脱毛症も自然に回復できるものとされていますが、疲れやストレスがある場合は回復が遅れてしまう場合もありますので、しっかり休息をとったり、ストレスをためない工夫もしていきたいものです。そして産後の体を回復させるためにも良質な栄養はしっかり摂っていくよう心がけたいものです。多くの場合は自然に回復しますが、中にはなかなか改善できない例もありますので、あまりに脱毛が気になるときは医師に相談してみるのもおすすめです。